マイカーを持つご家庭で人気の外構アイテム「カーポート」
雨や紫外線から愛車を守り、冬場は霜取りの手間も軽減されるなど、非常に便利な設備です。

しかし、いざ設置を検討しはじめると「どの種類がいいの?」「費用は?」「設置後に後悔しない?」といった疑問が尽きません。
今回は、初めてのカーポート選びで失敗しないための5つのポイントをご紹介します。

車の台数とサイズを確認する

まず確認すべきは、駐車する車の台数とサイズです。1台用・2台用・3台用など複数タイプがありますが、「車幅ギリギリだった」「車の買い替えで収まらなくなった」という声も少なくありません。

ポイントは、将来の車の買い替えや増車も想定して、少し余裕を持ったサイズを選ぶこと。特に大型SUVやミニバンをお使いのご家庭は注意が必要です。

設置場所と周囲のスペースを把握する

次に重要なのが、設置場所の広さ・形状・地面の状況。
カーポートは基礎を作るため、地面の傾斜や土間コンクリートの有無によって、工事内容や費用が大きく変わります。

また、玄関アプローチや勝手口、自転車置き場などとの兼ね合いも考慮する必要があります。柱の位置が動線をふさいでしまったり、隣家との境界に干渉したりするとトラブルの原因に。

事前に業者に現地調査を依頼し、日当たり・風向き・排水状況も含めて総合的に判断するのがおすすめです。

屋根形状や素材の特徴を理解する

カーポートの屋根には、「片流れ」「フラット」「アーチ型」などの形状があり、見た目の印象や耐風・積雪性能に違いがあります。

また、屋根材には主に「ポリカーボネート」「スチール」「熱線遮断ポリカ」などがあります。それぞれの特長は以下の通りです:

・ポリカーボネート:軽くて安価。UVカット性能あり。
・熱線遮断ポリカ:車内温度の上昇を抑える機能あり。
・スチール屋根:耐久性が高く、積雪地におすすめ。

地域の気候や設置目的(紫外線対策・積雪対策など)に応じた素材選びが重要です。

見積もり内容をよく確認する

カーポートの価格は、本体価格+施工費+オプション費用+地盤整備費などを含めると、20万〜70万円以上になることもあります。

見積もり時には、以下の点を必ず確認しましょう:
・本体価格に含まれているパーツの詳細(屋根材・柱・ボルトなど)
・オプション(サイドパネル、照明、雨樋など)の有無
・追加費用の条件(地盤改良、残土処分、電気工事など)
・保証内容とアフターサポートの有無

最低2〜3社に相見積もりを取ることが失敗を防ぐポイントです。

デザインと家の外観との調和も大事

機能面だけでなく、家全体のデザインと調和するかどうかも見逃せません。
特に玄関の前や道路側に設置する場合、カーポートの印象が家全体のイメージを左右します。

最近では、ブラック・ホワイト・木目調などのカラー展開や、スタイリッシュなフラットデザインも人気。外構全体のバランスを見ながら選ぶことで、後悔のない仕上がりになります。

長い目で見たカーポート選びが大切です

初めてのカーポート選びでは、「とりあえず安いものを」と決めてしまうと、後から不便さやデザインのミスマッチに気づいて後悔することも少なくありません。

失敗を防ぐには以下のポイントをしっかり押さえておきましょう:
・車のサイズと将来の台数を考える
・設置場所と周囲環境を確認する
・屋根の形状と素材を理解して選ぶ
・見積もり内容は詳細にチェックする
・デザインと家の外観の調和を意識する

信頼できる業者に相談しながら、納得のいくカーポート選びをしていきましょう。

カーポート選びに迷ったら、ぜひ株式会社NISHIOへご相談ください。
現地調査から商品選定、施工まで、お客様の暮らしにぴったりのプランをご提案いたします。